フレッツ光と光コラボは、同じNTTの光ファイバーを使いますが、契約の形が違います。違いは、契約先、料金の払い方、セット割、手続きの4点です。
このページは、NTT東日本・NTT西日本の公式ページと、各社の料金ページ、「みんなのネット回線速度」(みんそく)の直近3ヶ月の集計をもとに、フレッツ光と光コラボを比べたものです。確認日は2026年10月16日です。
契約の形の違い
| フレッツ光 | 光コラボ | |
|---|---|---|
| 回線の契約先 | NTT東日本・NTT西日本 | 光コラボ事業者(ドコモ、SoftBank、BIGLOBEなど) |
| プロバイダ | 別に契約する。または「プロバイダパック」で、回線とセットで契約する | 事業者のサービスに含まれる(タイプによって、別に選ぶ場合もある) |
| 請求・窓口 | 回線はNTT、プロバイダは別 | 事業者に一本化されることが多い |
| スマホのセット割 | NTTの契約ではない | 事業者によってある(ドコモ光、SoftBank 光、BIGLOBE光など) |
NTT東日本の案内では、プロバイダはフレッツ光の回線をインターネットにつなぐ事業者です。光コラボは、NTT東日本から回線の提供を受けた事業者が、自社のサービスと組み合わせて提供する形(光コラボレーションモデル)です。
出典:NTT東日本 プロバイダとは / NTT東日本 コラボ光
月額料金の比べ方
フレッツ光は、回線の月額に、プロバイダの月額が別にかかります。光コラボは、プロバイダ込みの月額が案内されています。比べるときは、プロバイダ料金を足した金額にそろえます。
| 月額(戸建て) | プロバイダ料金 | |
|---|---|---|
| フレッツ 光ネクスト(NTT東日本・ファミリー・ギガラインなど) | 5,940円 | 別途かかる |
| フレッツ 光クロス(NTT東日本・10Gbps) | 6,050円 | 別途かかる |
| ドコモ光(1ギガ・タイプA) | 5,720円 | 込み |
| SoftBank 光(1ギガ) | 5,720円 | 込み |
| BIGLOBE光(1ギガ・3年プラン) | 5,478円 | 込み |
- フレッツ光の月額には、ブロードバンドユニバーサルサービス料が別にかかる
- フレッツ光のプロバイダ料金は、プロバイダごとに違う。公式ページで確認する
- 光コラボの月額は、タイプ(プロバイダ込みか、別か)や契約期間で変わる
出典:NTT東日本 フレッツ 光ネクスト / NTT東日本 フレッツ光 プラン一覧 / 公式ページ(ドコモ光 / SoftBank 光 / BIGLOBE光)。
たとえば、フレッツ 光ネクスト(5,940円)に、プロバイダ料金を足した合計が、光コラボの月額(5,720円など)を上回るかどうかを、プロバイダの公式ページで計算して比べてください。
速度の違い
同じ光ファイバーを使うため、速度の差は、プロバイダや機器、時間帯、建物の設備で決まります。みんそくの直近3ヶ月では、同じフレッツ光ネクストでも、プロバイダの平均下りが209.69Mbpsから608.08Mbpsまで差があります。
| 平均の下り | 夜の下り | 有線の下り | 件数 | |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ光 | 568.98Mbps | 521.71Mbps | 870.9Mbps | 59,546件 |
| (参考)フレッツ光ネクスト BIGLOBE | 530.32Mbps | 464.32Mbps | — | 4,478件 |
出典:みんそく(ドコモ光 / フレッツ光ネクスト プロバイダ速度ランキング)。みんそくの数字は利用者の投稿の平均で、無線の測定が混ざります。プロバイダ別の違いはフレッツ光のプロバイダ比較にあります。
手続き(転用・事業者変更)
- フレッツ光から光コラボへ:「転用」。新たな工事なしで、契約先がNTTから光コラボ事業者に変わる。契約者本人がNTTから転用承諾番号を受け取る
- 光コラボから別の光コラボへ:「事業者変更」。現在の事業者から事業者変更承諾番号を受け取る
- 転用できない場合:「フレッツ 光マイタウン ネクスト」や、自治体と連携してフレッツ 光ネクストを提供している一部のエリアは、光コラボへ転用できない
- 転用前に確認すること:NTT西日本は、転用後の料金が現在より必ず安くなるとは限らないため、今の料金と新しい料金を確認するよう案内している。プロバイダは自動では解約されない
出典:NTT西日本「転用とは」。手順は光回線の乗り換え手順にまとめています。
どちらが向いているか
| 状況 | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| ドコモ、au、SoftBankなどのスマホを使っている | 光コラボ | セット割がある事業者を選べる(家族向けの光回線とスマホのセット割) |
| プロバイダを自分で選びたい、変えたい | フレッツ光 | 回線と別にプロバイダを契約し、それぞれ乗り換えられる(NTT東日本の案内) |
| 請求や窓口を一本化したい | 光コラボ | 事業者に契約が集まる |
| 光コラボに転用できない地域 | フレッツ光 | 自治体連携エリアなどは転用不可 |
よくある質問
フレッツ光と光コラボは、回線の品質が違いますか
どちらもNTTの光ファイバーを使っています。速度の差は、プロバイダ、機器、時間帯、建物の設備で変わります。
光コラボのほうが安いですか
一概には言えません。フレッツ光の月額(戸建てのネクストは5,940円)に、プロバイダ料金を足した合計と、光コラボの月額(ドコモ光やSoftBank 光は5,720円など)を比べてください。スマホのセット割がある場合は、その分も差し引きます。
光コラボに変えたあと、フレッツ光に戻せますか
NTT西日本の案内では、光コラボに転用したあと、フレッツ光を再契約する場合や、別の光コラボへ変更する場合に、新たに工事が必要になる場合や、その費用がかかる場合があります。
フレッツ光のままでも、スマホのセット割は使えますか
セット割は、ドコモ光、SoftBank 光などの光コラボ事業者のサービスに用意されています。フレッツ光は、NTTの契約のため、対象にならない場合があります。事業者の公式ページで確認してください。
まとめ
- フレッツ光はNTTとの契約で、プロバイダは別。光コラボは事業者が回線とプロバイダをまとめて提供する
- 月額は、プロバイダ料金を足した合計で比べる。戸建てのフレッツ 光ネクストは5,940円(プロバイダ別)、ドコモ光とSoftBank 光は5,720円(込み)
- 光ファイバーは同じ。速度の差は、プロバイダ、機器、時間帯、建物で決まる
- フレッツ光から光コラボへは「転用」。転用できないエリアもある
※NTT東日本、NTT西日本、各社公式ページ、みんそくの集計(2026年10月16日確認)をもとにまとめています。料金・条件は変更されることがあります。

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