ホームルーターは、コンセントにさして置くだけで使える、工事不要のモバイル回線です。光回線とは仕組みが違うため、速度や制限の条件を知ったうえで選ぶ必要があります。
このページは、UQ WiMAX、SoftBank Air、ドコモ home 5G、Rakuten Turboの4つを、各社の公式ページと「みんなのネット回線速度」(みんそく)の直近3ヶ月の集計で比べたものです。確認日は2026年10月16日です。au のホームルーターは、公式ページで料金を確認できなかったため、ここには含めていません。
ホームルーターが向く人、向かない人
| 向く | 向かない |
|---|---|
| 賃貸で、光回線の工事の許可が出ない(対処法) | オンラインゲームなど、遅延が勝敗に影響する使い方 |
| 光回線が引けない、またはすぐに使いたい | 大きなファイルを頻繁に送る、上りの速度が必要な使い方 |
| 動画視聴、SNS、ビデオ会議が中心 | 家族が多く、同時に高画質の動画を複数見る |
| 引っ越しの予定がある(モバイルルーターは持ち運べる) | 建物の中で電波が入りにくい場所 |
4サービスの比較
| UQ WiMAX(ギガ放題プラスS) | SoftBank Air | ドコモ home 5G | Rakuten Turbo | |
|---|---|---|---|---|
| 月額(税込) | 5,280円(13か月は4,598円) | 5,368円(2026年12月1日から5,698円) | 5,280円 | 4,840円 |
| 端末 | 登録料3,300円と端末代 | Airターミナル6は95,040円。48回分割で月月割 | HR02は73,260円。月々サポート48か月 | 製品代41,580円(48回払い)。「実質0円」は48か月まで月867円割引 |
| 容量・制限 | スタンダードモードは制限なし。プラスエリアモードは月30GBまで | 記載なし。混雑時は速度制限 | 無制限と案内。混雑時や、直近の通信量が多い場合に低下 | 公式ページで確認 |
| 契約期間 | 公式ページに記載なし | 公式ページで確認 | 公式ページで確認 | 縛りや最低利用期間なし |
| 端末の割引と解約 | — | 解約すると、月月割は終わる | 解約すると、月々サポートは終わる | 48か月未満の解約は、解約月以降の割引が終わる。端末代の支払いは必要 |
| 最大速度 | ホームルーターで下り4.2Gbps、上り286Mbps | 下り2.7Gbps(一部エリア) | 公式ページに記載なし | 公式ページで確認 |
出典:公式ページ(UQ WiMAX / SoftBank Air / ドコモ home 5G / Rakuten Turbo / Rakuten Turbo 料金)。最大速度は規格上の数字で、実際の速度とは差があります。
Rakuten Turboの公式ページには、楽天回線のエリア内で使えること、最大128台まで同時に接続できること、LANケーブルでの有線接続もできることが書かれています。このエリアは、Rakuten最強プランのエリアとは異なります。5Gは一部のエリアのみです。
実際の速度(みんそく)
| 回線 | 下り | 上り | Ping | 件数 |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ home 5G | 205.37Mbps(夜166.44Mbps) | 22.52Mbps | 40.86ms | 9,730件 |
| SoftBank Air | 161.3Mbps | 14.43Mbps | 42.98ms | 9,901件 |
| WiMAX全体 | 144.14Mbps(夜130.14Mbps) | 25.69Mbps | 44.88ms | 13,174件 |
| (参考)ドコモ光 | 夜 521.71Mbps、有線 870.9Mbps | — | 21.44ms | — |
出典:みんそく(ドコモ home 5G / SoftBank Air / WiMAX / ドコモ光)直近3ヶ月。Rakuten Turboは、確認できた集計がありません。
下りは140〜200Mbps台、上りは14〜26Mbps、Pingは40ms台でした。動画視聴やSNS、ビデオ会議には足りる数字ですが、光回線の例(ドコモ光)と比べると、下りは約3分の1、上りは約20分の1です。みんそくは利用者の投稿の集計で、測定環境が混ざります。
選び方
- スマホのキャリアで、セット割を確認する。SoftBank Airは、SoftBankの「おうち割 光セット」の対象。WiMAXは、auスマートバリューとUQ mobileの自宅セット割(合計9回線まで)の対象。ドコモ home 5Gのセット割は、公式ページで確認する
- 端末代を含めた総額で比べる。月額だけでなく、端末代、登録料、割引の期間を足す。端末代の割引は、解約すると終わる
- 持ち運ぶかどうか。外でも使うならWiMAXのモバイルルーター。家で使うだけなら、ホームルーター
- 制限の条件。「無制限」でも、混雑時や短期間の大量通信で速度が下がる条件が、公式ページに書かれている
- 料金の改定。SoftBank Airは、2026年12月1日から月額が5,698円になる
申し込み前のチェックリスト
- 住所が、公式ページのエリア検索で対応している
- 自宅で、そのキャリアのスマホの電波が入る(窓際と部屋の奥の両方で見る)
- 契約期間と、解約するときの費用(端末代の残り)を確認した
- 総額(端末代+登録料+月額×使う期間)を計算した
- 速度制限の条件を確認した
- 返品や、お試しの制度があるか確認した(公式ページで確認できなかった回線は、窓口に聞く)
よくある質問
ホームルーターは、光回線の代わりになりますか
動画視聴やSNS、ビデオ会議が中心なら足りる場合があります。みんそくの直近3ヶ月では、下りは140〜200Mbps台、上りは14〜26Mbps、Pingは40ms台で、光回線より低い数字です。遅延が気になるゲームや、大きなファイルの送信が多い場合は、光回線が向いています。比較はWiMAXと光回線の比較にあります。
どのホームルーターが一番安いですか
月額は、Rakuten Turboが4,840円、UQ WiMAXが5,280円(13か月は4,598円)、ドコモ home 5Gが5,280円、SoftBank Airが5,368円です。端末代、登録料、セット割で総額は変わります。
引っ越し先でも使えますか
ホームルーターは、自宅の決まった場所で使う回線です。引っ越し先のエリアで使えるかを、公式ページで確認してください。WiMAXのモバイルルーターは、持ち運べます。
光回線が引けない地域でも使えますか
スマホの電波が入る場所なら、使える場合があります。スマホの電波が弱い場所では、田舎で光回線が使えないときの解決策で紹介しているStarlinkも選択肢です。
まとめ
- ホームルーターは、工事不要で使えるモバイル回線。光回線より、下りも上りも低い
- 比較は、月額、端末代、割引の期間、解約時の費用、制限の条件を並べる
- スマホのキャリアに合うセット割があるかを確認する
- 申し込み前に、住所のエリアと、自宅での電波を確認する
※各社公式ページとみんそくの集計(2026年10月16日確認)をもとにまとめています。料金・条件は変更されることがあります。みんそくの数値は利用者の投稿の平均で、実際の速度を保証するものではありません。

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