ドコモ光を申し込むとき、1ギガと10ギガのどちらを選ぶかで迷う人が多いようです。月額の差、必要な機器、使えるエリアが違うので、速度の数字だけで決めると、使わない性能に料金を払うことがあります。
この記事では、ドコモ光の公式ページで確認できた料金と条件、「みんなのネット回線速度」(みんそく)の直近3ヶ月の集計をもとに、1ギガと10ギガの違いを整理します。確認日は2026年10月16日です。
この記事の結論
- 月額は、10ギガがタイプAで6,380円(戸建て・マンション共通)。1ギガのタイプAは、戸建て5,720円、マンション4,400円。差は戸建てで660円、マンションで1,980円(いずれも2年定期契約・税込)
- 10ギガには、最大6か月間、月額500円になる新規キャンペーンがある(終了後はタイプAで6,380円)
- 10ギガの速度を使うには、10Gbps対応のルーターが必要。公式のレンタルは月額550円
- ドコモ光の10ギガだけの実測の集計は、みんそくでは確認できなかった。参考に、他社の10ギガ(So-net 光)では、有線2,368.96Mbps、無線916.89Mbps
- 動画視聴やビデオ会議が中心なら、1ギガで足りる使い方が多い。大きなファイルを頻繁にやり取りする人は、10ギガが候補になる
1ギガと10ギガの料金(公式・税込)
| プラン | 1ギガ(2年定期契約) | 10ギガ(2年定期契約) |
|---|---|---|
| タイプA・C(プロバイダ料込み) | 戸建て5,720円/マンション4,400円 | 6,380円(戸建て・マンション共通) |
| タイプB(プロバイダ料込み) | 戸建て5,940円/マンション4,620円 | 6,600円 |
| 単独タイプ(プロバイダ別) | 戸建て5,500円/マンション4,180円 | 5,940円 |
| 定期契約なし(タイプA・C) | 戸建て7,370円/マンション5,500円 | 8,030円 |
タイプAで差額を計算すると、戸建ては月660円で、3年で23,760円です。マンションは月1,980円で、3年で71,280円です。10ギガの新規キャンペーン(最大6か月、月500円)は、1ギガからのプラン変更は対象外です。
- 解約金:1ギガは戸建て5,500円、マンション4,180円。10ギガは5,500円。契約満了月とその前後2か月、自動更新期間中はかからない
- 契約事務手数料:4,950円
- 工事料:新規申し込み(戸建て・マンション)の代表例が28,600円。工事料相当のdポイントがもらえる特典がある。土日祝の派遣工事は3,300円の加算。設備状況で金額が変わる
- 1ギガから10ギガへの変更:工事料22,000円(戸建て・マンション)
- スマホのセット割:ドコモ光セット割は、スマホ1回線あたり最大1,100円/月(一部のプランは最大1,210円/月)。プランやデータ量で変わる
出典:ドコモ光 料金プラン / ドコモ光 10ギガ
10ギガを使うために必要なもの
- 10Gbps対応のルーター。ルーターの対応状況はプロバイダによって違うため、各プロバイダに確認するよう案内されている。10Gbps対応の無線LANルーターのレンタルは月額550円
- 提供エリア。NTT東日本・NTT西日本のエリア検索で、10ギガ(10G品目)の提供エリアと表示される必要がある。建物ごとの条件は、公式ページには書かれていなかった
- プロバイダ。10ギガの単独タイプは、プロバイダを自分で申し込み、料金は別にかかる
ドコモ光のタイプAで選べるプロバイダは、OCNインターネット(ドコモ提供)、GMOとくとくBB、@nifty、ANDLINE、BIGLOBE、@T COM、SIS、hi-ho、IC-NETなどです。ドコモnetとplalaは、新規受付を停止しています。プロバイダごとの速度の違いはフレッツ光のプロバイダ比較で整理しています。
速度の目安
10ギガの最大速度は10Gbpsですが、ベストエフォート型で、実際の速度は利用環境、機器、回線の混雑で変わると公式に案内されています。
| 平均の下り | 有線の下り | Ping | 件数 | |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ光(1ギガを含む全体) | 568.98Mbps(夜521.71Mbps) | 870.9Mbps | 21.44ms | 59,546件 |
| 参考:So-net 光 10ギガ | 1,574.87Mbps(夜1,656.6Mbps) | 2,368.96Mbps(無線916.89Mbps) | 15.65ms | 2,207件 |
みんそくで、ドコモ光の10ギガだけを取り出した集計は確認できませんでした。そのため、他社の10ギガの例を並べています。同じ10ギガでも、有線は2,368.96Mbps、無線は916.89Mbpsと差があり、LANケーブルでつなぐかどうかで体感が変わります。1ギガのプランは最大が1Gbpsなので、有線でも上限はおおむね1,000Mbpsです。
出典:みんそく ドコモ光 / みんそく So-net 光 10ギガ
使い方別の選び方
動画視聴、SNS、ビデオ会議が中心
1ギガの平均(ドコモ光全体で約570Mbps)でも、これらの用途には足ります。月額の差も大きいので、まず1ギガから考えるのが現実的です。
家族で同時に使う
4K動画や大きなファイルのダウンロードを、複数人で同時にすることが多いなら、10ギガが候補です。その場合も、対応エリア、10Gbps対応のルーター、建物の設備を先に確認します。
オンラインゲーム
ゲームでは、下りの速さよりも、Ping値や回線の安定が影響します。みんそくのPingは、ドコモ光が21.44ms、So-net 光の10ギガが15.65msでした。プランの違いより、プロバイダや接続の方法で変わる部分が大きいと考えられます。速度の測り方は光回線の速度測定方法を参照してください。
大きなファイルを頻繁に扱う
映像データなど、数十GB単位のファイルを日常的にやり取りするなら、10ギガの効果が出る場面があります。その場合は、ルーターだけでなく、パソコン側のLANポートも10Gbps対応かを確認します。
申し込み前に確認すること
- 提供エリア。10ギガは、エリア検索で10G品目の提供エリアと表示されるかを確認する
- 建物の設備。マンションは、管理会社に導入されている回線を確認する
- ルーターの用意。10Gbps対応のルーターが必要。レンタルは月額550円
- プロバイダ。タイプA、タイプB、単独タイプで、料金と選べるプロバイダが違う
- 解約金と契約期間。2年定期契約で、満了月の前後2か月以外の解約は5,500円(1ギガのマンションは4,180円)
- キャンペーンの条件。キャッシュバックやdポイントの特典は、条件と期限を申し込み時に確認する
よくある質問
1ギガと10ギガで、体感の差は大きいですか
動画視聴やビデオ会議のように、必要な速度が小さい使い方では、差を感じにくいと考えられます。差が出るのは、数十GBのファイルをダウンロードするときや、複数人が同時に重い通信をするときです。有線でつなげるかどうかも、体感に影響します。
10ギガのエリアは、どうやって調べますか
NTT東日本・NTT西日本の提供エリア検索で調べます。検索結果に、10ギガ(10G品目)の提供エリアと表示される場合が対象です。建物ごとの条件は、公式ページに書かれていなかったので、マンションは管理会社にも確認してください。
あとから1ギガを10ギガに変えられますか
1ギガから10ギガへのプラン変更はできます。公式ページでは、工事料が22,000円(戸建て・マンション)と案内されています。10ギガの新規キャンペーン(月額500円)は、1ギガからの変更では対象外です。
ルーターは買い替える必要がありますか
10ギガの速度を使うには、10Gbps対応のルーターが必要と案内されています。公式では、10Gbps対応の無線LANルーターのレンタルが月額550円です。手持ちのルーターを使えるかは、プロバイダに確認してください。一般的なルーターの選び方は光回線向けWi-Fiルーターを参照してください。
ドコモ以外のスマホでも、ドコモ光を選ぶ意味はありますか
ドコモ光セット割は、ドコモのスマホが対象です。auやSoftBankのスマホなら、それぞれのセット割がある回線を比べてください。auひかりの評判、SoftBank 光の評判も参照してください。
まとめ
- 10ギガは、タイプAで月額6,380円(戸建て・マンション共通)。1ギガとの差は、戸建て660円、マンション1,980円
- 10ギガを使うには、エリアの確認と、10Gbps対応のルーターが必要
- ドコモ光の10ギガだけの実測集計は確認できなかった。他社の10ギガでは、有線と無線で2倍以上の差が出ていた
- 動画視聴やビデオ会議が中心なら、1ギガで足りる使い方が多い
- 契約前に、エリア、建物、ルーター、プロバイダ、解約金を確認する
ドコモ光の全体像はドコモ光の評判、10ギガ全体の比較は10ギガ光回線のおすすめにあります。
※ドコモ公式ページとみんそくの集計(2026年10月16日確認)をもとにまとめています。料金・条件は変更されることがあります。みんそくの数値は利用者の投稿の平均で、実際の速度を保証するものではありません。

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