OCN光は、新規の申し込みが2023年6月30日に終わっています。「終了」と聞いて、今使っている回線がどうなるのか、乗り換えが必要なのかと不安になる人が多いようです。
この記事では、OCN光の受付終了で何が変わったのか、契約中の人が確認すること、乗り換えるときの選択肢と手続きの流れを整理します。公式ページと報道の確認日は2026年10月16日です。
訂正:この記事の以前の版に、「OCN光は2025年3月31日にサービスが終了した」と書いていました。これは誤りでした。確認できたのは、2023年6月30日の新規受付の終了です。サービス自体の終了日は、公式ページでは確認できていません。お詫びして訂正します。
この記事の結論
- OCN光の新規申し込みは2023年6月30日19時に終了した。OCN for ドコモ光も同日に終了している(Webでの受付は6月22日13時まで)
- 報道では、受付終了後も、契約中のユーザーは引き続きサービスを使えるとされている。受付終了だけで、契約が自動的に解約されるわけではない
- サービス自体の終了日は、公式ページで確認できなかった。今後の案内は、OCNのお知らせで確認する
- 乗り換えるなら、同じフレッツ光の回線を使う光コラボ(SoftBank 光、ドコモ光、ビッグローブ光など)への事業者変更が、工事が不要な場合が多い。auひかりとNURO光は独自の回線なので、新規契約と工事になる
- OCNを解約するとプロバイダも光回線も止まるため、新しい回線がつながってから解約する
OCN光の新規受付終了:わかっていること
2023年6月20日、NTTレゾナントは「OCN モバイル ONE」「OCN 光」などの新規申し込みの受付終了を発表しました。報道によると、OCN光は6月30日19時に受付を終了し、OCN for ドコモ光は6月30日(Webでは6月22日13時)に終了しています。NTTレゾナントは2023年7月1日にNTTドコモへ合併される予定と、あわせて報じられました。
現在のOCNのプロバイダのページにも、OCN光とOCN for ドコモ光について「新規のお申込みは終了しております」と表示されています。一方で、OCNのサポートページには、OCN光を利用中の人向けの解約や違約金の案内が残っています。既存の契約者向けのサポートは続いています。
出典:ケータイ Watch(2023年6月20日) / OCN プロバイダ(公式) / OCN 光 解約時のご注意事項(公式)
契約中の人が確認すること
1. 今すぐ乗り換える必要があるか
受付終了後も契約中のユーザーは使えるとされているので、急いで乗り換える必要があるとは、確認できた資料からは言えません。乗り換えを考えるきっかけは、速度や料金に不満があるか、引っ越しをするかどうかです。
みんなのネット回線速度(みんそく)の直近3ヶ月(4,262件)では、OCN光の平均は下り384.19Mbps、上り269.6Mbps、Ping20.66msでした。夜の下りは322.16Mbpsです。有線接続は466.72Mbps、無線接続は328.41Mbpsです。
2. 解約したときに起きること
OCNの個人向けの案内によると、解約するとOCNのプロバイダが廃止され、インターネットが使えなくなります。このほか、次のことに注意が必要です。
- ひかり電話を使っている場合、解約日以降は電話番号が使えなくなる
- レンタル中のホームゲートウェイ(ルーター)は返却する
- 工事費の残りがあれば、最後の請求でまとめて支払う
- 同じ案内で、OCNのサイトでは「事業者変更」の手続きができないと案内されている
違約金(解約金)の金額と条件は、個人向けの案内では確認できませんでした。契約書かOCNの窓口で、契約更新月と合わせて確認してください。OCNのメールアドレスの扱いも、同じページには書かれていません。銀行や通販サイトに登録しているメールアドレスは、早めに別のアドレスへ変更しておくと安心です。
乗り換えるときの選択肢
事業者変更ができる回線
OCN光はフレッツ光の回線を使う光コラボです。同じ光コラボの別の会社へ移る手続きを「事業者変更」と呼びます。光回線の工事は、基本的に不要とされています。SoftBank 光の公式ページでは、他社のコラボ光から移る場合は、事前に「事業者変更承諾番号」をコラボ事業者から取る必要があり、工事は基本的に不要(必要な場合もある)と案内されています。工事費は、SoftBank 光では0円、So-net 光でも回線工事は不要と案内されています。
承諾番号を出す窓口は、OCNの個人向けの案内では確認できませんでした。OCNのサポートに、事業者変更をしたいと伝えて問い合わせてください。
新規契約と工事が必要な回線
auひかりとNURO光は、フレッツ光とは別の独自の回線です。事業者変更ではなく新規の契約になり、工事が必要です。auひかりのホームタイプは利用開始まで1〜2か月かかる場合があり、NURO光は工事が2回で、開通まで1〜2か月程度と公式に案内されています。開通までの日数は光回線の開通まで何日かかる?にまとめています。
速度の比較(みんそく・直近3ヶ月)
| 回線 | 夜の下り | 昼の下り | 有線接続の下り |
|---|---|---|---|
| OCN光 | 322.16Mbps | 426.95Mbps | 466.72Mbps |
| ドコモ光 | 521.71Mbps | 758.47Mbps | 870.9Mbps |
| SoftBank 光 | 600.19Mbps | 611.31Mbps | 937.38Mbps |
| ビッグローブ光 | 628.12Mbps | 765.83Mbps | 1,021.04Mbps |
| auひかり | 677.19Mbps | 780.44Mbps | 1,066.84Mbps |
| NURO光 | 1,036.47Mbps | 1,159.6Mbps | 1,495.86Mbps |
| So-net 光 M | 154.39Mbps | 341.28Mbps | 375.23Mbps |
みんそくは利用者が自分で測った結果の集計で、測定環境の偏りがあります。同じ光コラボでも、プロバイダによって数字に差が出ています。ここに載せた中では、So-net 光 Mだけが、OCN光より低い数字でした。各回線の料金や評判は、ドコモ光、SoftBank 光、ビッグローブ光、auひかり、NURO光、So-net 光の記事を参照してください。
出典:みんそく OCN光 / ドコモ光 / SoftBank 光 / ビッグローブ光 / auひかり / NURO光 / So-net 光 M / SoftBank 光 ご利用までの流れ
事業者変更の手続きの流れ
- 乗り換え先を決め、提供エリアと建物の条件を確認する
- OCNに、事業者変更の承諾番号を請求する。窓口と手順はOCNのサポートで確認する
- 乗り換え先に、承諾番号を伝えて申し込む。承諾番号には有効期限がある。期限は事業者によって違うので、取得したらすぐ申し込む
- 開通を確認する。つながることを確かめるまで、OCNの回線は止めない
- OCN側の後始末をする。レンタル機器の返却、ひかり電話やオプションの扱い、工事費の残りの支払いを確認する
手続きの詳しい順番は光回線の乗り換え手順、解約の費用は光回線の解約方法で確認できます。
申し込み前に確認すること
- 契約更新月と違約金。金額と条件はOCNの契約書か窓口で確認する
- 乗り換え先の提供エリア。auひかりとNURO光は、エリアが限られる
- 工事が必要か。事業者変更なら基本的に不要。独自回線は工事が必要で、日数がかかる
- スマホとのセット割。使っているスマホのキャリアに合う回線を選ぶと、月額が下がることがある
- 旧回線を止めるタイミング。新しい回線の開通を確認してから止める。間があくなら、スマホのテザリングやホームルーターでつなぐ
よくある質問
OCN光はもう終了したのですか
終了したのは新規の申し込みの受付です(2023年6月30日)。報道では、契約中のユーザーは引き続き利用できるとされています。サービス自体の終了日は、公式ページでは確認できませんでした。
受付が終わったので、自動的に解約されていますか
そうは案内されていません。解約の手続きをしていなければ、契約は続き、料金も請求されます。乗り換えたあとは、OCN側の解約や事業者変更が終わっているかを、請求書やマイページで確認してください。
乗り換えると違約金はかかりますか
契約内容によります。OCNの個人向けの案内では金額と条件を確認できませんでした。契約更新月に合わせると、かからない場合があります。OCNの窓口に、契約更新月と違約金を確認してください。
OCNのメールアドレスはどうなりますか
OCNの解約ページには、メールアドレスの扱いが書かれていません。プロバイダの契約を終えると、使えなくなる可能性があります。乗り換える前に、OCNに確認しつつ、登録先のメールアドレスを変更しておいてください。
事業者変更ができないと言われたら、どうしますか
OCNのサイトでは事業者変更の手続きができないと案内されているので、サポートの窓口に問い合わせて、承諾番号の請求方法を確認します。事業者変更が使えない場合は、OCN光を解約して、新しい回線を新規契約する形になります。その場合は、新しい回線がつながってからOCNを解約するのが安全です。
まとめ
- OCN光の新規受付は2023年6月30日に終了した。サービス自体の終了日は確認できていない
- 契約中の人は引き続き使えるとされており、すぐに乗り換える必要があるとは言えない
- 乗り換えるなら、事業者変更(光コラボ同士)か、新規契約(auひかり、NURO光など)
- 解約するとプロバイダも光回線も止まる。新しい回線がつながってから解約する
- 違約金とメールアドレスの扱いは、OCNの窓口で確認する
※公式ページ、報道、みんそくの集計(2026年10月16日確認)をもとにまとめています。条件は変更されることがあります。

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